電気街の始まり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 02:50 UTC 版)
第二次世界大戦後、自作のラジオ向け等のパーツや工具等を扱う店がこの界隈に現れたことが、電気街としてのこの街の始まりである。その後、冷蔵庫、洗濯機、テレビ等の家庭電化製品が発売されるにつれ、徐々に家電小売業への転換が進み、力をつけた電気店のいくつかは大型化・多店舗展開を行い、日本橋以外の郊外にも進出していく。その後も、昭和40~50年代のオーディオブームや、パソコン等のいわゆる情報家電の登場等、その時代時代に求められていた商品とともに、近畿一円に求心力を持つ「電気の街」「趣味の街」として成長した。値段の安さはもちろん、店員とのふれあい、値段交渉の駆け引き、掘り出し物を探す楽しさなどがあった。なお、値引き交渉などの慣習は現在でも一部で残っている。
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