電気機関車の車側灯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/11 11:38 UTC 版)
客車の暖房は当初電気機関車でも蒸気暖房を使用していたが、時代のニーズから電気暖房を使用することになり、半永久的に電気が供給可能な機関車から回線を通すことになった。ところが暖房用のジャンパー線(連結用の電気栓)に通電していた時に連結手が触れた際感電死する事故が発生したため(電気暖房にはAC1500Vを使用する)、通電の有無を連結手に知らせる安全対策が必要となった。 こうして旅客用電気機関車に設置された電気暖房用車側灯は、ジャンパー線に通電していない時に黄色灯が点灯する。 機関車の後部に位置する連結手から見る必要がある為灯具は車体方向に対し前後に点灯する構造になっており、旅客車両用のような真横からの視野は考慮されていない。
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