雲仙普賢岳災害時の対応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/08 14:11 UTC 版)
当駅は車両留置機能のみで、給油や検修のための設備はなかったが、1993年4月から1997年3月まで雲仙普賢岳の噴火・土石流災害により島原外港 - 深江間が不通・休止となっていた期間は、不通区間の南側で運行する車両の給油・検修が当駅構内で行われた。給油にはタンクローリーが用いられた他、駅構内にもドラム缶を利用した仮設設備を設け、全般検査時期を迎えた車両についてはクレーン車で車体を上げて台車やエンジン等を取り外し、南島原の車両基地へ陸送して整備することで対応した。仕業検査・月検査や、全般検査時の車体関係の整備は当駅構内で行われたが、ピットや点検台もなく困難を伴う中での作業となった。
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