陰痴気
読み方:いんちき
- 数人共謀シテ犯ス詐欺的賭博。〔第三類 犯罪行為〕
- 不正手段いかさまに同じ。
- 〔犯・的〕不正手段、いかさまのことを云ふ。
- 博徒が詐欺手段を用ひる事。普通ごまかしの事にいふ。
- 不正手段。
- 〔俗〕いかさまのこと。ちよろまかすこと。悪手段で誤魔化すこと。不正手段で勝負を争ふこと。初め博徒仲間の言葉であつた。
- 偽物。
- 詐欺賭博を云ふ。
- 数人共謀して行ふ詐欺賭博を云ふ。又は単に「虚偽」と云ふ様な軽い意にも用ひられる。「さぎとばく」に同意。
- 昔から博徒、スリ等の間に用ゐられて来たが、トリツクを使つたり、イカサマをしたりする事をいふ。インチキ賭博などいひ、今日では凡てのカラクリある出鱈目なものに使はれてゐる。例へばインチキ会社。インチキな品。
- 学生間ではカンニングのこと。
- 詐欺手段、主として関西用語。
- 不正行為、悪手段で誤魔化すこと、勝負に不正手段を用いること、博徒仲間の言葉から出た。
- 不正手段。〔香具師・不良〕
- 数人共謀して行う詐欺賭博のことをいう。「いんちきし」ともいう。
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