阿武隈急行AB900系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 15:58 UTC 版)
「JR東日本E721系電車」の記事における「阿武隈急行AB900系」の解説
阿武隈急行がE721系をベースとして導入した車両である。形式は槻木方が制御電動車のAB901形、福島方が制御付随車のAB900形である。 1988年の開業以来使用してきた8100系電車の置換えを目的に、まずは2両編成1本が平成30年度国庫補助事業により導入された。2018年7月1日の福島民友新聞および同日開催の「あぶ急全線開業30周年大感謝まつり」で形式名と車両形態が公式に発表された。新車の形式は阿武隈急行の通称「あぶ急」に由来する。車体のアクセントカラーは沿線自治体の自然や花をテーマに5種類設定される。 車内は福島側と槻木側で座席のベースカラーが異なる。福島方は花の王国を表す暖色系、槻木方は杜の都を表すグリーン系となる。 総合車両製作所で2両編成10本計20両が製作される予定で、2019年(平成31年)2月に最初の1本2両が落成した。 2019年(令和元年)7月1日より、第1編成となる薄藍色のAB-1編成が営業運転を開始した。2020年(令和2年)5月18日からは、第2編成で緑色のAB-2編成が営業運転を開始している。 暖色系の車内 寒色系の車内
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