阿久比川との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/30 02:43 UTC 版)
知多郡東浦町、阿久比町、半田市を流れる阿久比川は全長10.3km、流域面積30.8km2、流域内人口63,200人で知多半島最大の河川である。十ヶ川は下流部以外では常に阿久比川に隣接して流れているが、上中流部が天井川となる阿久比川に比べて河床が低いため、自然排水や支流からの排水を受け持つ阿久比川とは異なり、低地の内水区域の排水を受ける。こうして丘陵部(上流)の排水は阿久比川が、平野部(中下流)の排水は十ヶ川が分担して受け持つことで、内水氾濫を食い止める役割を果たしている。阿久比川の支流3河川をサイフォン式の伏越(ふせごし、立体交差の意味)によって横断し、また自身の支流である英比川(えびがわ)も阿久比川を伏越によって横断して十ヶ川に合流する複雑な河道である。十ヶ川の流域は阿久比川の流域にほぼ包括されるため、河川整備計画は両河川の合同で策定されている。
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