防衛省「情報保全」人事騒動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 01:34 UTC 版)
「国家安全保障に関する官邸機能強化会議」の記事における「防衛省「情報保全」人事騒動」の解説
2007年7月4日に防衛大臣に就任した小池百合子は、報告書に盛りこまれていた「秘密保護を十全なものとする」「情報保全」システム作りのため、守屋武昌に代えて、警察庁出身の大臣官房長西川徹矢を防衛事務次官に起用する人事案を固めていたが、守屋の内閣官房長官塩崎恭久および安倍晋三への直訴による巻き返しがあり、首相官邸も「第三の案」を小池に要求した。「情報保全」システム作りのためだった小池人事案は、情報漏洩そのものの結果、また小池自身が大きく寄与した「安全保障会議設置法等の一部を改正する法律案」が継続審議になった間隙を突く形で、潰え去ることになった。
※この「防衛省「情報保全」人事騒動」の解説は、「国家安全保障に関する官邸機能強化会議」の解説の一部です。
「防衛省「情報保全」人事騒動」を含む「国家安全保障に関する官邸機能強化会議」の記事については、「国家安全保障に関する官邸機能強化会議」の概要を参照ください。
- 防衛省「情報保全」人事騒動のページへのリンク