防備衛所とは? わかりやすく解説

防備衛所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/13 19:06 UTC 版)

防備衛所(ぼうびえいしょ)とは、大日本帝国海軍が、重要港湾・海峡などへの敵潜水艦侵入を阻止するために設置した陸上拠点のことである。施設だけを指す場合には俗称として水中聴音所、水中聴測所とも呼ばれる。海底に水中聴音機(パッシブ・ソナー)などのセンサーを配置して敵潜水艦を探知し、味方の対潜部隊に通報したり、事前に敷設された管制機雷をタイミングを合わせて起爆して攻撃したりする。


  1. ^ a b 防衛庁防衛研修所戦史室 『海軍軍戦備(2)』、461頁。
  2. ^ 大湊防備隊『昭和十九年十一月十五日 敵潜水艦撃沈確認詳報 第一号 昭和十九年十一月七日 恵山機雷礁ニ於ケル潜水艦触雷撃沈』(昭和19年6月14日~昭和19年11月30日 大湊防備隊戦時日誌戦闘詳報(10))アジア歴史資料センター レファレンスコード:C08030452600
  3. ^ a b 篠崎(1991年)、392-394頁。


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