阪神の独走
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/08 06:46 UTC 版)
中日・阪神は、巨人とは全く対照的に開幕5試合を無敗で開幕ダッシュに成功した。特に阪神は、セ・リーグタイ記録となる開幕から7カード連続で勝ち越すなど3・4月を19勝7敗1分と圧倒的な成績で首位を快走。本塁打が12球団最少ながら、不動の4番金本知憲や新加入の新井貴浩ら打線が切れ目なく繋がることで得点を挙げ、その打線があげたリードをJFKがしっかり守り切る戦いで、交流戦も2位 で終えるなど勢いは止まらず、開幕戦で勝って以降前半戦は一度も首位を譲ることなく、歴史的な独走で、7月6日対横浜戦で両リーグ最速の50勝を達成。8日の対巨人戦で巨人の自力優勝を消滅させ、クライマックスシリーズ・マジック55が点灯した。 この時点で、阪神(1位)と巨人(3位)のゲーム差は最大の13ゲーム差に開く。翌日には中日(2位)の自力優勝も消滅。7月19日対中日戦で貯金を最多の29とし、7月22日の対巨人戦に勝利したことで阪神に優勝マジック46が点灯した。オールスターゲーム前の優勝マジック点灯は史上5チーム目のことであった。
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