闇の中の二人
作者東野圭吾
収載図書犯人のいない殺人の夜
出版社光文社
刊行年月1990.7
収載図書犯人のいない殺人の夜
出版社光文社
刊行年月1994.1
シリーズ名光文社文庫
収載図書ほっとミステリーワールド
出版社リブリオ出版
刊行年月2000.4
闇の中の二人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/29 22:41 UTC 版)
「犯人のいない殺人の夜」の記事における「闇の中の二人」の解説
初出:『小説宝石』1986年1月号 中学教師・永井弘美が担任を務めるクラスの生徒萩原信二の生後3ヶ月の弟がベビーベッドの中で絞殺された。事件は盗み目的で萩原家に侵入して寝室に忍び込んだ犯人が泣き出そうとした弟を黙らせるために犯行に及んだと見られるが、なぜ犯行の日に限って戸締りがされず、犯人が侵入できたのかという謎が残った。やがて信二と向き合ってきた弘美と捜査を担当する刑事達は事件の真相を知ると同時に、弘美は事件を起こしたある秘密に感付くのだった。 永井 弘美 中学教師。大学卒業から教職に就いて3年目で担当は英語。信二の心中を察し、彼の力になろうと考える。 萩原 信二 弘美のクラスの3年生。実母は数年前に病死。全国に名を馳せる進学校「私立W高校」志望で、その高校を合格できると推定されるほど学力は高い。弟の死亡後も、しっかりとした様子を見せる。 萩原 麗子 啓三の妻で信二の継母。狂乱状態に陥る程、生後3ヶ月の息子の死に動揺していた。信二との折り合いは悪かった模様。 高間 県警捜査一課刑事。信二の弟が殺害された事件を担当する。 日野 県警捜査一課の若い刑事。 萩原啓三 信二の父親で会社の重役。 光川 幹夫 浪人生。萩原家の周辺に住み、「丑三つ時ランニング」と称して深夜に走るのが日課。 中西幸雄 啓三の側近の部下。優秀で啓三から信頼されていた一方で、麗子と不倫の関係にあった。 筒井 典子 3年2組の生徒で信二のガールフレンド。
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