関税の引き上げとは? わかりやすく解説

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関税の引き上げ(せきぜいのひきあげ)(tariff increase)

外国からの輸入品対す関税引き上げること

外国から品物輸入するとき、国境通過する時点関税がかかる。そのため、この品物国内販売すれば、関税分の金額商品価格転嫁されることになる。

関税をかける最も大きなねらいは、増大する輸入品から国内産業保護するところにある。安い輸入品国内流通すれば、国際的に見て高い水準価格設定されている国内産業は、価格の面で競争力失い大きなダメージ受けてしまう。そこで、輸入品関税引き上げて、その価格釣り上げるわけだ。

具体的な関税引き上げの手続きは、関税暫定措置法によって定められている。この法律では、それぞれの輸入品目について、その数量急増するような場合関税率引き上げることが暫定的に認められる

もちろん、行き過ぎた関税率設定保護貿易につながるので、貿易相手国から非難を受けることがある。現在、互いに満足できる貿易体制構築国際的な課題となっている。

関連キーワード「自由貿易協定

(2002.07.30更新



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