関係する世界の技術基準
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 14:50 UTC 版)
「無極性プラグ」の記事における「関係する世界の技術基準」の解説
“『片切りスイッチ』と『両切りスイッチ』の違いについて!”. 2020年9月17日閲覧。では片切スイッチは基本的に活線(以下 L)に配置することが紹介されている。同じ理論で半導体スイッチ(トライアック、サイリスタ、SSRなど)もLをスイッチングすることを基本としている(接地された導体を除いて全極を遮断することが基本)(IEC/EN 61058-1 3.4.9 all-pole disconnection single-pole phase, JIS C 4526-1 3.4.9全極遮断、JIS B9960-1 7.2.3 電力回路 ,NEC Article 404.2 Switch Connectionsなど世界各国の技術基準により:歴史的にはドイツでハンブルグ回路と呼ばれる、ニュートラル(以下N)が断路される回路を禁じたこと(VDE 0100-460セクション463.1.2)が最初であると考えられる。参考までに三相電源をSSRで断路する際は、全極を遮断する3素子タイプか、接地相であるSは断路させずに非接地側のRとTのみ遮断する2素子タイプが使用される。また、コンピューター、フォトカプラなど微弱な信号を用いる機器ではEMIにより誤動作が発生しやすいため、別途IEC60950-1の規格において、片切スイッチは非接地側のLにしか配置できないことが規定されている。 従って厳密に言えば、これらの技術基準に準拠している製品では、片切スイッチを使用した時点で、N側を明確に識別できない(N側にマーキングがない)無極性プラグは使用することはできない。
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