開幕戦未勝利
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開幕投手を務めた回数は7回で、球団歴代最多の平松政次(9回)に次ぐ2位。しかし結果は7戦全敗と、全試合で敗戦投手になった。さらに開幕戦の7連敗は、2021年シーズン終了時点でNPB記録である。一方で開幕2・3試合目の先発投手を務めた試合は6戦全勝している。 試合日程対戦チーム球場相手投手試合結果登板成績備考1999年4月2日 ヤクルト 横浜スタジアム 石井一久 ヤ 10-5 横 6.1回 打者27 被安6自責4 防5.68 1-1の同点で迎えた7回に連打を打たれて降板。この年は開幕から6連敗を経験し、6月20日の対ヤクルト14回戦でようやく初白星を挙げた。 2002年3月30日 広島 広島市民球場 佐々岡真司 横 1-2 広 7.2回 打者32 被安7自責2 防2.35 6回無失点と好投するも打線の援護に恵まれず、7回と8回での計2失点が響き敗戦。自身の開幕試合の中では、最も自責点と防御率の低い試合であった。 2004年4月2日 ヤクルト 明治神宮野球場 ジェイソン・ベバリン 横 1-3 ヤ 7.0回 打者26 被安5自責3 防3.86 相手投手のジェイソン・べバリンに本塁打を喫しながら7回3失点と奮投するも、5安打1得点と封じ込められた打線の援護がなく黒星。 2005年4月1日 中日 ナゴヤドーム 川上憲伸 横 0-4x 中 8.0回 打者33 被安4自責4 防4.50 8回終了まで無失点と好投するも、9回裏にアレックス・オチョアにサヨナラ満塁本塁打を被弾。自身の開幕試合の中では、最も被安打数が少なく、長いイニング数を投げた試合であった。 2006年3月31日 巨人 東京ドーム 上原浩治 横 2-12 巨 4.0回 打者20 被安5自責6 防13.50 初回に4失点、3回に2失点で早々に巨人打線につかまり敗戦。自身最短の開幕ノックアウトを喫してしまった上に、相手の上原にも完投勝利を許してしまった。 2007年3月30日 巨人 横浜スタジアム 内海哲也 巨 3-2 横 6.0回 打者28 被安8自責3 防4.50 高橋由伸に開幕戦初回先頭打者初球本塁打を許してしまう。一時は打線が逆転したが、4回にソロ本塁打を2本被弾して2失点。その後、打線の援護が遠のき敗戦。 2009年4月3日 中日 ナゴヤドーム 浅尾拓也 横 1-4 中 7.0回 打者26 被安5自責4 防5.14 2年ぶりに開幕投手となるが、和田一浩に2本塁打を喫するなど7回4失点。これによって開幕投手7連敗となり、東尾修を抜いてプロ野球記録となった。これを最後に、引退するまで開幕投手を務めることはなかった。 通算:7試合7試合:0勝7敗46.0回 打者192 被安40自責26 防5.092010年の開幕はキャンプの段階で指名されていたが、自身の調整が遅れたためスティーブン・ランドルフが務めた。
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