開園前の論点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 16:16 UTC 版)
当初の建設計画は予定地が富士山山麓かつ国立公園の地域内であるため、静岡県が国立公園の区域を避けさせて、再計画された。 1978年2月には、日本社会党(当時)の島本虎三衆議院議員が、委員会で質したが、静岡県は当時の権威である筑波大学の山本荘毅教授が環境影響予測調査を行い、問題が無いことが示されているとし、そして、建設予定地のそばにある「忠ちゃん牧場」(家畜300頭ほど)を例に出し、計画されてる富士自然動物公園の2倍の環境負荷を持っているが、地下水汚染が発生していないことを答弁している。 また、開発区域の付近住民らは裾野市に対し、開発行為許可の取消訴訟を起こしたが、静岡地方裁判所は住民らの請求権は認めず(住民らは法律上の利益を有しないため、原告適格を有しない)、棄却した。
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