開原とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 開原の意味・解説 

開原市

(開原 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/30 07:35 UTC 版)

中華人民共和国 遼寧省 開原市
八棵樹鎮の市街地
八棵樹鎮の市街地
旧称:三万衛
鉄嶺市中の開原市の位置
鉄嶺市中の開原市の位置
簡体字 开原
繁体字 開原
拼音 Kāiyuán
カタカナ転写 カイユエン
国家 中華人民共和国
遼寧
地級市 鉄嶺市
行政級別 県級市
面積
総面積 2,824.78 km²
人口
総人口(2004) 58 万人
経済
電話番号 0410
郵便番号 112300
行政区画代碼 211282
公式ウェブサイト http://www.lnky.gov.cn/

開原市(かいげん-し)は中華人民共和国遼寧省鉄嶺市に位置する県級市

地理

開原市は遼寧省北部、遼河中流域東岸に位置する。東は西豊県及び清原満族自治県、南は鉄嶺県、西は法庫県及び昌図県、北は吉林省梨樹県と接する。

歴史

開原の地名は元代1236年に現在の黒竜江省に設置された開元万戸府に由来する。1296年元貞2年)、開元万戸府は開元路と改称、明代になると1388年洪武21年)に治所が現在の開原老城に当たる咸平府に移転した際に開原と改称された。

行政区画としては明代に設置された三万衛が開原市の前身である。1664年康熙3年)、三万衛は廃止となり開原県(keyen hiyan)が設置された。1988年、県級市に改編され開原市が誕生、現在に至る。

なお開原老城から離れた場所に出来た開原駅への連絡と、隣接する西豊県からの物資輸送のために、戦前に開豊鉄道という私鉄が開原-南関-西豊間・南関-東関間に存在した。この路線は戦後中国国鉄の路線となったが、現在は旅客営業を廃止し貨物線となっている。

行政区画

3街道弁事処、14、2民族鎮、1民族郷を管轄する。

  • 街道弁事所:新城街道、老城街道、開原街道
  • 鎮:威遠堡鎮、慶雲堡鎮、中固鎮、八棵樹鎮、金溝子鎮、八宝鎮、業民鎮、蓮花鎮、靠山鎮、馬家寨鎮、下肥鎮、松山鎮、城東鎮、李家台鎮
  • 民族鎮:上肥地満族鎮、黄旗寨満族鎮
  • 民族郷:林豊満族郷

交通

鉄道

道路

国道

出身者

中国地名の変遷
建置 1019年
使用状況 開原市
北宋/ 咸平県
南宋/ 咸平県
平郭県(1167年)
平郭県
三万衛
開原県
中華民国 開原県
満洲国 開原県
現代 開原県
開原市(1988年)

「開原」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「開原」の関連用語

開原のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



開原のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの開原市 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS