長谷川会
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『白竜』で登場した関東最大(と書かれているが王道会などと比べてどちらが強大なのかは不明)の広域暴力団。 長谷川望外(はせがわ ぼうがい) 長谷川会会長。57歳。黒須組とは最初から特に敵対関係などがない作中では数少ない組織。傘下の組員には鬼のように恐れられているが、息子の修造には甘く、躾もまったく出来ていなかった。評判の高い黒須を見込んで矯正のために修造を黒須組に預ける。その後は修造が改心したことの感謝としてドーベルマンのタロウを黒須にプレゼントしたが躾が全く出来ていなく、赤ん坊を噛み殺そうとしたためにケンジに射殺された。しかし、四国の兄弟分が飼育している土佐犬とどちらが強いかで口論となり、タロウの一時返却を申し出た。これを受けた黒須がそっくりなドーベルマンを替え玉として渡すも即座に見破って激怒し、ケンジを斬首しようとしたところを白竜に真実を打ち明けられて自らの非を認めた。しかし、直後に替え玉が兄弟分の土佐犬を叩きのめした事で「タロウの再来」と歓喜して替え玉を引き取った。これを受けた田代を始めとする黒須組組員たちからは「懲りないやつ」と呆れられたが、白竜は「愛すべき人物かもしれない」と評した。 長谷川修造(はせがわ しゅうぞう) 長谷川会会長・長谷川望外の実子。かなり大柄な体格かつ凄まじい怪力の持ち主でゲーム機を引っこ抜く描写がある。父親の威光を使って暴虐の限りを尽くしていたところを黒須組に預けられる。そこでもやりたい放題していたが白竜に制裁を受けた後、父の威光が及ばない関西浜本組の賭場荒らしに付き合わされたことで白竜の気迫と器量を肌で感じて改心した。
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