長瀬一族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 23:53 UTC 版)
前作『雫』との接点として、同作の主人公「長瀬祐介」及びその血縁者として登場する「長瀬源一郎」と同じ姓を名乗る刑事、「長瀬源三郎」が登場する。以降、Leaf・アクアプラス大阪開発室の作品、及び東京開発室の一部の作品には必ず「長瀬」を名乗るキャラクターが登場するようになる。製作サイドからは公式に「『うたわれるもの』のゲンジマルを除く全員が血縁者」とされているが『まじかるアンティーク』の長瀬源之助は地球ではない世界の住人のためその関係は明らかで無い。 源三郎は源一郎と似たイメージを踏襲しているが、キャラクターデザインや「エリート路線からドロップアウトした妖しい中年警察官」といった設定等、『機動警察パトレイバー』の登場人物・後藤喜一の影響が加わっている。このデザイン路線は次作『To Heart』の長瀬源五郎とセバスチャンにも受け継がれ、後のPlayStation版及びアニメ版では声優として後藤喜一役の大林隆介が演じた。これは同作のヒットもあり、一般には「長瀬一族」のフォーマットとして定着した。次々作『WHITE ALBUM』はら~YOU(現・カワタヒサシ)の原画による作品だが、例外として長瀬のみゲスト原画家扱いで水無月トオルがデザインしている。
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