長崎のハトシ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 08:15 UTC 版)
長崎県長崎市では、江戸時代から貿易を通じて明国、清国などとの交流があり、今の中国や東南アジアの料理も伝えられ、卓袱料理と総称されていた。明治時代に清国から伝えられたのが「蝦多士」で、長崎では広東語をまねたハトシという呼び方で広まった。一時期は家庭でも作るほど普及したが、すり身を用意するのが手間などの理由で、家庭で作ることは減り、中華料理店のメニューや、店頭販売の軽食として販売されている。また、本来のエビをつかったものの他、魚のつみれ、豚肉や豚角煮など、別の材料を使ったはさみ揚げも作られている。
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