銘文のコーパス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/04 23:41 UTC 版)
知られている銘文のコーパス(言語資料)は大部分がスーサから出土したおよそ1,600のタブレットからなる。 原エラム文字のタブレットは以下の遺跡で発見されてきた(回収されたタブレット数の順): スーサ(1,500タブレット以上) マルヤーン(30タブレット以上) テペ・ヤハヤー(英語版)(27タブレット) テペ・シアルク(22タブレット) Ozbaki(1タブレット) Shahr-i-Shokhta(1タブレット) 原エラムであると確認された文字が刻まれている物品は、Ghazir、チョガ・ミシュもしくはヒッサールからは見つかっていない。Ghazirとチョガ・ミシュからのタブレットはUruk IVスタイルであるか数値のタブレットである。一方、ヒッサールの物品は現時点では分類不可能である。厳密に言えば多くのシアルクのタブレットも原エラムではないが、メソポタミアとイランの間で密接な接触を持つ期間に所属し、おそらくUruk V - IVに相当する。
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