銃器携帯法案への拒否権発動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 05:51 UTC 版)
「キャスリーン・セベリウス」の記事における「銃器携帯法案への拒否権発動」の解説
実際セベリウスは、銃器携帯法案に対して拒否権を発動している。この銃器携帯法案は、州から銃器携帯許可を受け、なおかつFBIの実施する身辺調査をパスした市民に対して、銃の携帯を認めるという内容のものである。ちなみにこの法案は以前にも提出されたことがあり、この時知事を務めていたビル・グレーヴス知事(共和党,セベリウスの前任者)も拒否権を発動している。セベリウスが銃器携帯法案に拒否権を発動したことで、カンザス州は、いかなる形の銃器携帯法も持たない州のうちの1つ(全米ではカンザス州も含め4州)となった。 また2006年3月21日には、銃器携帯法案と同様の内容を持つ上院提出法案418(Senate Bill 418)に対しても拒否権を発動している。しかし4日後の3月25日、この拒否権発動は下院で行われた投票の結果、91対33の反対多数となり覆された。この下院投票は、セベリウスが拒否権を発動した翌日(3月22日)に上院で行われた拒否権阻止の是非を問う投票に追随して行われたものである。ちなみにこの上院投票でも、拒否権は30対10の反対多数で覆されている。
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