鈴鹿国定公園
[御在所山]
滋賀・三重県境を南北に走る鈴鹿山脈の主要部である、御在所(ございしょ)山(1,212m)を主峰とする1,000m前後の山並みで、斜面は非対称であり、東の三重県側は急崖だが、西の滋賀県側はゆるやかである。石灰岩のある北部の藤原岳(1,140m)などには、カルスト地形や鍾乳洞もある。
本州が狭くくびれた位置に近いこの公園は植生の変化に富み、寒暖両系の種類が見られる。このうち、御在所山はシロヤシオやサラサドウダンなどツツジ類が多く、また、藤原岳や御池岳(おいけがだけ)(1,247m)の落葉広葉樹林内には、セツブンソウ、ニリンソウ、カタクリなど春植物の群落があって、春浅い時期の林床を明るく彩る。
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