野村万作家
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1994年に野村万作が野村万蔵家と長男・武司(現萬斎)の「萬斎」襲名を巡って争い、袂を別ち「万作の会」を立ち上げる。 万作を始め6世野村万蔵の五男・野村万之介や長男・野村萬斎、萬斎の息子裕基、従弟・野村虎之介の六世万之丞襲名の前後に万蔵家から袂を別かった万蔵家先代当主・贈八世万蔵の長男・野村太一郎、弟子の石田幸雄を中心に幅広い活動を展開する。2007年7月には当主野村万作が各個認定の重要無形文化財保持者(いわゆる人間国宝)に認定されている。その活動範囲は広く、特に息子・野村萬斎はテレビドラマ出演や映画の主演、舞台演出を手掛けるなど各方面に精力的な姿勢を見せている。また、国立能楽堂能楽三役研修終了の深田博治、高野和憲、内藤連など若手狂言師も着々と育ってきている。
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