重要機器取替工事(7550・8550・9550番台)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 14:02 UTC 版)
「国鉄キハ183系気動車」の記事における「重要機器取替工事(7550・8550・9550番台)」の解説
2013年に発生した出火事故を受けて、「北斗」で使用されているキハ183形3550番台・キハ182形2550番台・キロ182形2550番台の全車とキハ183形4550番台の一部について安全性と信頼性の確保のために主要機器の取り換えが行われた。エンジンおよび変速機が換装され、駆動機関はキハ183形ではDMF13HZ(330 PS / 2,000 rpm)、キハ182形とキロ182形ではDML30HZ (660 PS / 2,000 rpm)であったのを、両者ともにキハ261系1000番台と同等のN-DMF13HZK(460 PS / 2100 rpm)、変速機がN-DW16Aに変更された。車号は 原番+5000 を付番した。これにより、先頭車のキハ183形は機関出力が上がり、中間車のキハ182形は機関出力が下がったが、編成全体としての機関出力は下がっており、これに伴い、NN183系を使用している「北斗」の速度種別の設定が低くなっている。
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