酪酸発酵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/02/21 15:46 UTC 版)
酪酸発酵(らくさんはっこう、(英: butyric acid fermentation)とは発酵の一種。
概要
炭水化物や乳酸から酪酸や二酸化炭素、水素、酢酸などを生成する発酵。クロストリジウム属などの酪酸菌が嫌気的に行い、発酵の経路では解糖系を通る。なお、発酵時に用いられる菌の種類により他にアセトン、ブタノール、エタノール、イソプロピルアルコールなどを生じることもあり、特にアセトンおよびブタノールを多量に生じさせる発酵をアセトンブタノール発酵という。よくチーズの製造に利用される。
参考資料
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