配置形態による分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 03:40 UTC 版)
「クラウドコンピューティング」の記事における「配置形態による分類」の解説
配置形態(デプロイ)による分類には以下がある。 パブリッククラウド - インターネット経由の一般向けサービス。狭義にはパブリッククラウドのみを指す。オンラインで提供するサービス。クラウドを部分的に貸与するサービス。 プライベートクラウド - 企業等が当技術を使用した環境を自社内に構築・設置し、イントラネットなどを経由してユーザー部門が利用する形態。データセンターやサーバー等は、自社資産の場合、アウトソーシング調達などの場合もある。パブリッククラウドと比較して投資や運用管理が必要な反面、セキュリティや資産保護を強化できる。計算資源やストレージを運用に合わせて増減させる場合も、アプリケーション側の改変をせずに、プラットフォーム側の変更だけで可能である(クラウド技術を使わない場合は、強化された新設機器へのデータ移行や追加されたストレージをアプリケーション側で意識する必要がある。)。 ハイブリッドクラウド - 上記のパブリッククラウドとプライベートクラウドを組み合わせた形態。業務、データ、セキュリティ等の要件に応じた使い分け・連携が可能である。
※この「配置形態による分類」の解説は、「クラウドコンピューティング」の解説の一部です。
「配置形態による分類」を含む「クラウドコンピューティング」の記事については、「クラウドコンピューティング」の概要を参照ください。
- 配置形態による分類のページへのリンク