配線の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 13:40 UTC 版)
ここまで述べてきた中で、5か所ある路線の分岐点のうち環状線上の4か所(武蔵ヶ辻・橋場町・兼六園下・香林坊)にはそれぞれデルタ線が形成されどの方向にも分岐可能な配線であった。4か所とも信号・分岐器の操作に係員が配置されており、中でも香林坊ではデルタ線中心部の道路上に信号扱い所が突き出ていた。一方、環状線外の野町広小路の分岐点は分岐器が自動化されていた。 1963年6月時点の営業キロ12.5キロメートルのうち複線区間は10.6キロメートル。単線区間は上記の通り金沢駅前周辺のループ線と鳴和町 - 東金沢駅前間にあった。また複線区間の渡り線は1962年時点で兼六公園下・香林坊・野町4丁目・小坂神社前の4か所に設置されていた。
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