鄒淵とは? わかりやすく解説

鄒淵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/23 01:19 UTC 版)

鄒淵

鄒 淵(すう えん)は、中国の小説で四大奇書の一つである『水滸伝』に出てくる登場人物。梁山泊第九十位の好漢で、地短星の生まれ変わり。気性が激しく純粋で感じやすい性格。渾名は「出林龍(しゅつりんりゅう)」(林から出てきた龍という意)。得物は「大斧」。甥に鄒潤がいる。

生涯

登州の登雲山で鄒潤と共に手下を率いて山賊をしていた。また、鄒潤とともに博打好きであり、それが縁で賭場も営んでいる孫新顧大嫂とは顔見知りで、しかも遠い親戚関係でもあった。

ある日、孫新から毛家に騙されて監禁され殺されそうになる解珍解宝の牢破りを頼まれると、鄒潤とともに快く承諾した。さらに孫立も加わり、鄒淵達は信頼できる手下だけを引き連れて孫新達とともに役所と毛家の屋敷を襲い、解珍と解宝を救出して毛太公・毛仲義父子一族と毛太公の女婿である孔目(裁判官)の王正らを皆殺しにした。登州から逃亡した後は、鄒淵の友人である楊林鄧飛石勇らを頼って梁山泊へ向かうが、梁山泊は祝家荘の祝朝奉らと戦っている最中であった。そこで呉用の策に協力し、孫立らとともに祝家荘へ梁山泊討伐の協力と偽って潜入し、内部から攻め上げて祝家荘を滅ぼす手助けをした。その後、鄒潤、孫立らとともに梁山泊入りする。

梁山泊入山後は、鄒潤とともに歩兵軍将校となる。その後は、呼延灼戦、北京攻め、曾頭市攻めにも参加している。朝廷招安後も国戦、田虎王慶討伐に参加した。方臘討伐では、歙州攻めで強敵・王寅を鄒潤、黄信、孫立らとともに攻めかかり、さらに林冲が加わったことでこれを屠ったが、最後の清渓県の戦いの乱戦で戦死する。



鄒淵(出林竜・地短星)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 23:41 UTC 版)

大水滸シリーズの登場人物」の記事における「鄒淵(出林竜・地短星)」の解説

九竜寨の遊撃隊隊長1080年生まれ身長 - 165cm、体重 - 60kg。

※この「鄒淵(出林竜・地短星)」の解説は、「大水滸シリーズの登場人物」の解説の一部です。
「鄒淵(出林竜・地短星)」を含む「大水滸シリーズの登場人物」の記事については、「大水滸シリーズの登場人物」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「鄒淵」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「鄒淵」の関連用語

鄒淵のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



鄒淵のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの鄒淵 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの大水滸シリーズの登場人物 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS