都心直通の計画と中断
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/13 01:35 UTC 版)
「RER (イル=ド=フランス)」の記事における「都心直通の計画と中断」の解説
メトロの整備が一段落した1930年代には改めて郊外路線の都心乗り入れ、相互直通が検討された。この時新規に建設が計画されたのは以下の3路線である。 南北線 : 北駅 - リュクサンブール駅、オステルリッツ駅、モンパルナス駅 東西線 : サン・ラザール駅 - リヨン駅、ヴァンセンヌ線(現RER A線東部) 南東-南西線 : オルセー駅 - アンヴァリッド駅 路線網は"Métropolitan Express"と呼ばれ、メトロの運営会社CMP(RATPの前身)によって運行される計画であった。このため、1938年のフランス国鉄(SNCF)発足時にパリ・オルレアン鉄道のソー線はSNCFではなくCMPに引き継がれている。しかし財政難から着工に至らないまま、第二次世界大戦の勃発によって計画は中止された。
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