都市計画としてのアーバニズム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/08 12:20 UTC 版)
「アーバニズム」の記事における「都市計画としてのアーバニズム」の解説
建築学の分野では、近代以降の都市計画全般をアーバニズムと呼ぶ。もとはウルバニズムという言葉を使った最初の人物としてあげられるスペインの都市計画家イルデフォンソ・セルダが理論書『Teoría General de la Urbanización』(1867年刊行)で提唱した「ウルバニズム」で、南欧語圏での都市計画の意味となる。英語圏で都市計画の意味はジョン・サルマンが、1890年のメルボルンでの建築と都市に関する全国会議で「タウン・プランニング(en:Town Plannning)」等を使用している。 ただし、あえて「ユルバニスム」とフランス語式に発音される場合、それは紛れもなく、「建築することは秩序付けること」であるル・コルビュジエのコンテクストの中にあることを意味している。この仏語表記の初出"ユルバニスム"は1910年ヌーシャテル地理学会報でのピエール・クレルジュの論文題名とされ、コルビュジエが1925年に出版した書にタイトルとして使用している。
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