部室の治外法権性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/15 19:59 UTC 版)
部室は、学校内での在学生のための実質治外法権的な部屋で、このため、特に中学校、高等学校などでは、未成年の生徒による喫煙などの問題が起きることがある。また、団体内部でのいじめが部室で行われる場合もあり、生徒指導などで考慮しなければならないといわれている。しかし、安易に部室内で行われることを厳格に監視することは生徒の自治精神を育むことと緊張関係があり、その指導の難しさが指摘される。 なお、教育段階を問わず、多くの学校では、「部室(棟)使用規則」「部室(棟)管理規則」などが定められ、部室での火気使用の制限、電源容量の制限、使用時間の制限、部外者の立ち入り制限などを定めている。部室に関する制限の身近な例としては、故意または過失によってブレーカーを落としてはならず、落とした場合には罰則が科されることなどがある。(この場合は、部屋ごとに簡易ブレーカーがないとき。)
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