遺跡庭園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/24 17:45 UTC 版)
「東京都埋蔵文化財センター」の記事における「遺跡庭園」の解説
施設には遺跡庭園「縄文の村」が併設されており、縄文時代の竪穴住居や景観を復原している。 「縄文の村」は都指定文化財・多摩ニュータウンNo.57遺跡の保存と活用を兼ねて建設された遺跡庭園で、実際に縄文時代前期前半(約6,000年前)の住居跡が2軒、中期後半(約4,500年前)の住居跡が8軒、検出されている場所である。竪穴住居はその時代の違いにより3棟復原されている(縄文時代前期の台形住居、中期後半の円形住居、中期終末の敷石住居)。 庭園内にはトチノキ、クルミ、クリ等50種類の樹木やゼンマイ、ワラビ等を植栽するなど当時の景観の中で散策ができるようになっている。復原住居内には入ることもでき、住居内で火焚きなども定期的に行っており当時の生活の雰囲気を味わうこともできる。 この遺跡庭園「縄文の村」で実際に発掘された土器は「展示ホール」で展示をしている。
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