適格担保資産
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/09/01 14:55 UTC 版)
「オブリガシオン・フォンシエール」の記事における「適格担保資産」の解説
適格担保資産は法令によって厳格に定められており、 ①第1順位の不動産抵当権付融資又は保証付不動産融資 ②欧州経済領域諸国、スイス、アメリカ合衆国、カナダ、日本、オーストラリア及びニュージーランドの中央政府や地方自治体など公共体向けエクスポージャー又は公共体によって保証されたエクスポージャー ③欧州経済領域諸国、スイス、アメリカ合衆国、カナダ、日本、オーストラリア及びニュージーランドの流動化ビークルの証券化商品となっている。 担保資産プールに異なる担保資産を組み入れることが認められており、上記①、②、③を含む担保資産プールを構成している発行体もある。 なお、他の会社への出資を行うことはできない。 Loan To Valueは、不動産抵当権付融資のうち、居住用不動産については最大80%、商業用不動産については最大60%である。 保証付不動産融資については、保証会社がソシエテ・ドゥ・クレディ・フォンシエールの属するグループの連結決算に含まれない場合のみ、適格担保資産とすることができるが、資産の35%までしか保有することができない。
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