遠霧家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 21:12 UTC 版)
遠霧 蘭子(おとぎり らんこ) 真道が転落するまで婚約をしていた令嬢。真道たちとの初対面時には山奥に幽閉されていて、知識も言葉遣いもまったく現代人のものではなかった。家のしきたりに従い、祈りを捧げ御霊をしずめることが役割であると教えられてきた。 婚約は解消されたものの、側山の誕生パーティに招かれた真道は挨拶をすることができた。ただ蘭子本人は婚約破棄として受け止めておらず、真道の迎えを待っていた。純粋かつ気遣いをする性格で、世間知らず故に浮世離れした雰囲気を放っており、傍若無人な真道が唯一言いたいことが言えない存在。いつも冷静な真道がものに躓いて転ぶほどの動揺を見せる。 真道が便利屋の仕事をしていると知り会社を訪れ、仲の良かった朝涼とも再会を果たす。 七郎(しちろう) 遠霧家の使用人。遠霧家の暗部である始末部所属。幼少期の真道たちに対し、遠霧家の土地に立ち入らないよう警告した。かなりの手練であり、女性や子供であっても従わなければ容赦なく危害を加える。蘭子の父いわく、『職務に忠実すぎる』。後に真道側につく。 老婆 寺に幽閉していた蘭子のもとに真道たちが訪れていたことに、気づいていた様子。 蘭子の父 遠霧家代々のしきたりに従い、幼少期から娘である蘭子を世間から隔絶し、御霊をしずめるために寺で祈りを捧げさせていた。 六郎(ろくろう) 遠霧家の使用人。始末部所属
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