道路上の陸送
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 09:07 UTC 版)
鉄道車両等、全長がおおむね15mを越える大型物件の輸送において公道を使用する場合は、事前に輸送経路上の歩道橋やガード、交通信号機などの高さや重量の制限、日中の停車場所などの綿密な調査を行った上で、道路法に基づく特殊車両として道路管理者への通行許可(特殊車両通行許可)が必要になる。許可を受けても、走行速度が遅く(最高速度が 20 km/h 程度に制限される場合が多い)、道路交通への影響が大きいため、深夜・早朝に幹線道路を使って行われることが多い。場合によってはパトカーが先導する場合もある。 また、新交通システムの車両は一般的な鉄道車両より小さく大型トラックの荷台に積載が可能であることから、一般の大型車両で輸送することもある。廃車・静態保存車両の場合も搬出時に車体を分割してトラックで運べるようにする場合がある。 トレーラーによる陸送の例 マルチトレーラーを用いた陸送の例 深夜の道路上を陸送される新幹線車両
※この「道路上の陸送」の解説は、「車両輸送」の解説の一部です。
「道路上の陸送」を含む「車両輸送」の記事については、「車両輸送」の概要を参照ください。
- 道路上の陸送のページへのリンク