進ぶとは? わかりやすく解説

すさ・ぶ【荒ぶ/進ぶ/遊ぶ】

読み方:すさぶ

上代上二段活用であるが、平安時代ころから四段にも活用するようになった

【一】[動バ五(四)

気持ち生活態度にゆとりやうるおいなどがなくなる。とげとげしくなる荒れる。「心が—・ぶ」

細かいところにまで注意求められる芸などが荒れて雑になる。「芸が—・ぶ」

ある方向にいよいよ進む。特に、雨・風などの勢いが増す。「嵐が—・ぶ」「吹き—・ぶ」

勢い尽きて衰える。

降り—・ぶ時雨の空のうきにみえぬ夕日のかげぞうつろふ」〈風雅・冬〉

(遊ぶ)気の向くままに何かをする。慰み興じるもてあそぶ

「目とどめ給ひて…など、書き添へつつ—・び給ふ」〈源・若菜上

【二】[動バ上二]

(遊ぶ)心のおもむくままにする。あそび慰む

「絵はなほ筆のついでに—・びさせ給ふあだごととこそ」〈源・絵合

動詞連用形について)勢い激しくなるさかんに…する。

朝露咲き—・びたる月草の日くたつなへに消(け)ぬべく思ほゆ」〈二二八一




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