連枷とは? わかりやすく解説

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から‐ざお〔‐ざを〕【殻×竿/唐×竿/連枷】

読み方:からざお

豆類や、粟・稲・麦などの脱穀用い農具。竿の先に(くるる)を設けて打棒取り付けたもの。打棒回転させながら振り下ろし穀類を打つ。まいぎねくるりぼうむぎうち。れんか。


れん‐か【連×枷】

読み方:れんか

殻竿(からざお)」に同じ。

「連枷」に似た言葉

連枷

読み方:カラザオ(karazao)

稲・麦などの穂を打って脱穀するのに用いた農具


連枷


唐棹

(連枷 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/14 15:22 UTC 版)

唐棹(からざお/ からさお[1]:殻竿とも)は日本の農具の一種で、大豆など、穀物の脱穀作業に使用する道具。唐竿、連枷、くるりなどとも呼称する。長い竿の先端に、回転する短い棒を取り付けた形状をしている。この竿を持ち、むしろの上に広げられた穀物を、短い棒を回転させながらたたき、脱穀する。このような脱穀方法を、千歯扱きなどの「梳き」に対して「打穀」と呼ぶ。


  1. ^ 笹山晴生 ・奥田義雄・河野重男 ・佐藤竺著『中学社会 歴史』(文部省検定済教科書中学校社会科用。平成8年2月29日検定済。平成10年1月20日発行。教育出版 株式会社。教科書番号 17 教出 歴史762) p 136に「下の絵は, 江戸時代の農具の変化を示したものである。稲を刈りとると, 日に干し, 稲からもみを落とす脱穀作業になる。その農具が, からさおから千歯こきに変わった。」と記載されている。


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