通報と最初の捜索
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 17:04 UTC 版)
「ジョンベネ殺害事件」の記事における「通報と最初の捜索」の解説
ジョンベネが行方不明となった夜、自宅にいたのは彼女の肉親だけであったことが知られている。 身代金要求書には警察や友人に連絡しないようにとの指示があったが、パッツィは午前5時52分に警察に通報し、家族や友人にも電話で連絡した。彼らは家の中を探したが、押し入った形跡は見つからなかった。ただしのちに、この夜いくつかの窓とドアに鍵がかけられていなかったことが判明し、地下室の窓は以前、ジョンが家から閉め出された際に割ったままであった。 到着したリック・フレンチ巡査は地下室に向かったが、ドアは掛け金で固定されていたため開けずに立ち去った。のちにジョンベネの遺体はこのドアの向こうで発見された。 ジョンベネが見つからないため、ジョンは身代金を支払う手配を始めた。法科学チームが到着した。チームは当初、誘拐事件と考え、証拠の異物混入を防ぐためにジョンベネの寝室だけを封鎖した。その後、友人、被害者支援団体、牧師が支援に訪れ、キッチンのごみ拾いや掃除などをしたが、これによっておそらく証拠が破壊された。ボルダー市の刑事リンダ・アーントが午前8時頃到着した。誘拐犯からのさらなる指示を予期したが、その後犯人からの連絡は一切なかった。
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