通信方法および特質
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/01 10:25 UTC 版)
通常のCQ呼出しではなく、スケジュールQSOの形式となり、減衰が激しいためEME通信専用の用語を使ったモールス符号を用いて行われることが多く、狭帯域デジタルが使われることもある。 EMEが許可される周波数帯は、総務省告示アマチュア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別により50MHz帯、144MHz帯、430MHz帯、1200MHz帯、2400MHz帯、5600MHz帯、10.4GHz帯である。各周波数帯の特徴はアマチュア無線の周波数帯を参照のこと。 総務省訓令「電波法関係審査基準」の範囲を超える空中線電力(通例50MHz帯で1kW、144MHz帯以上で500W)で送信する場合、総務省総合通信基盤局の許可(放送局に出るものと同じで大臣名義になる、いわゆる「本省決裁」)を要する。また、電波防護計算書等の提出、予備免許を受け近隣への電波障害の確認などを行った後に落成検査を受けなければならないなど、準備に多大な手間と期間がかかる。
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