通り名を用いた住所表示
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/25 18:05 UTC 版)
「京都市下京区の町名」の記事における「通り名を用いた住所表示」の解説
日本における住所表示は、建物の面している道路名ではなく、建物が所在する町や字(あざ)の名をもって表記されるのが普通であるが、京都の市街地においては例外的に「通り名」を用いた住所表示が行われている。この方式では、まず、家屋、ビルなどが直接面している通りの名を先に記し、その後に直近で交差する通りの名を「通」部分を省略して付記し、「上ル(上る)」(あがる)、「下ル(下る)」(さがる)、「東入」(ひがしいる)、「西入」(にしいる)等と表記する。 A通B西入 - 建物はA通(東西方向の道)に面しており、B通(南北方向の道)との交差点から西に入った地点にある。 C通D上る - 建物はC通(南北方向の道)に面しており、D通(東西方向の道)との交差点から北に入った地点にある。 通常は上記のような通り名のみで住所を表示するが、「A通B西入」等の後に町名・番地を併記する場合もある。たとえば、下京区役所の所在地は「下京区西洞院通塩小路上る東塩小路町608番地の8」と表示する。また、旧京都市電の停留所やバス停留所の名前等で交差点名として確立している場合、通りの名前の表記順が逆転する場合もある。たとえば、「四条烏丸下る」「烏丸七条東入」など。 郵便番号の7桁化により、通り名を省略しても、郵便物は届く。
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通り名を用いた住所表示
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/24 13:45 UTC 版)
「京都市上京区の町名」の記事における「通り名を用いた住所表示」の解説
日本における住所表示は、建物の面している道路名ではなく、建物が所在する町や字(あざ)の名をもって表記されるのが普通であるが、京都の市街地においては例外的に「通り名」を用いた住所表示が行われている。この方式では、まず、家屋、ビルなどが直接面している通りの名を先に言い、その後に直近で交差する通りの名を付記し、「上ル(上る)」(あがる)、「下ル(下る)」(さがる))、「東入」(ひがしいる)、「西入」(にしいる)等と表記する。 A通B西入 - 建物はA通(東西方向の道)に面しており、B通(南北方向の道)との交差点から西に入った地点にある。 C通D上る - 建物はC通(南北方向の道)に面しており、D通(東西方向の道)との交差点から北に入った地点にある。 通常は上記のような通り名のみで住所を表示するが、「A通B西入」等の後に町名・番地を併記する場合もある。たとえば、京都府庁の所在地は「上京区下立売通新町西入薮ノ内町」と表示する。
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