近森家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/29 05:55 UTC 版)
「デザイナーベイビー (小説)」の記事における「近森家」の解説
近森 望美(ちかもり のぞみ) 近森博・優子夫妻の長女。新生児室から連れ去られる。ダウン症と心室中隔欠損症を患っている。 結局、作中の最後まで彼女は行方不明のままであり、6年後、とある夫婦(誰なのかは語られていない)の子供として育てられた「ノゾミ」という6歳の子供がベートーヴェンのソナチネ5番(子供が弾くには難易度が高い)を発表会で演奏した帰りに警察官に尋問されるシーンで物語りは終わる。 近森 博(ちかもり ひろし) 44歳。東都大学大学院工学部情報通信工学の教授。将来ノーベル賞受賞も夢ではないと言われる、一般にも広く認知されている工学者。羊水染色体診断でダウン症が判明した時、堕胎を提案した。 近森 優子(ちかもり ゆうこ) 41歳。首都女子大学文学部国文学科の専任講師。辛い不妊治療を受け続け、顕微受精でようやく授かった子を失いたくなくて、夫の堕胎の提案を拒否する。 近森 武治(ちかもり たけはる)・弓子(ゆみこ) 博の両親。望美の生存は諦めるよう諭し、博の怒りを買う。
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