近代農学の祖
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/26 05:52 UTC 版)
明治32年農学博士となった。その後、徳川育英会が経営し、評議員として参加していた私立東京農学校が経営難に陥ったことから、学校経営を榎本武揚から委託され、明治44年から昭和2(1927)年まで東京農業大学学長として日本最初の私立農学校を大学に昇格させるなど、農業教育の発展に尽力した。時代の当面する様々な問題を学問的裏付けに基づいて論じ「農学栄えて農業滅ぶ」「稲のことは稲に聞け、農業のことは農民に聞け」といった名言・格言、警世の辞を残した。主著に『横井博士全集』全10巻がある。 長男横井利直も農学博士・東京農業大学教授である。横井時敬は農本主義者であった。
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