輕薄

デジタル大辞泉

けい‐はく【軽薄】

読み方：けいはく

［名・形動］

１ 言葉や態度が軽々しくて、思慮の深さや誠実さが感じられないこと。また、そのさま。「流行にとびつく—な男」「—な口調」

２ 人の機嫌をとること。また、その言葉。おせじ。ついしょう。

「なにも、姉御の前だからとて—を云うではありませぬが」〈露伴・五重塔〉

３ 物が軽くて、うすいこと。また、そのさま。

「金石は重厚なり、羽毛は—なるが故に」〈暦象新書・中〉

[派生] けいはくさ［名］

Weblio日本語例文用例辞書

「 軽薄」の例文・使い方・用例・文例

• 前のボーイフレンドは軽薄な性格の男だった
• 少女たちは軽薄で思慮のない様子で笑った。
• 彼女は私に向かって軽薄にほほえんだ。
• 軽薄な男が好きではない。
• 「見た目は悪くないがちょっと軽薄そう」な外見とは裏腹に、彼女はいないし、女性に手が早いワケでもない。
• 軽薄な返事.
• 風俗喜劇 《社交界の軽薄・因襲などを風刺する機知に富んだ喜劇》.
• 彼女は軽薄に見えるけど根はとてもまじめな人です.
• 日本の企業は情報化時代に備えて事業の形態を重厚長大型から軽薄短小型にうつしかえようとしている.
• 軽薄才子だ
• あれは軽薄者だ
• 彼は才子だが軽薄の傾きがある
• 軽薄才子
• 軽薄な挙動を慎むべし
• 軽薄な演説
• 軽薄な文学
• 軽薄な卑語
• 軽薄に流れる
• 浮華軽薄
• 民情軽薄は当世の憂いである