軽自動車
道路運送車両法上、自動車には普通自動車、小型自動車、軽自動車、大型特殊自動車および小型特殊自動車の種別がある。軽自動車とは長さ3.4m以下、幅1.48m以下、高さ2m以下で、総排気量660cc以下の3、4輪自動車をいう。また、2輪車の場合は長さ2.5m以下、幅1.3m以下、高さ2m以下で総排気量が125ccを超え250cc以下をいう。軽自動車は当初、長さ3m、幅1.3m以下、総排気量360cc以下でスタートしたが、1976年に、長さ3.2m、総排気量550cc以下に、98年に長さ3.3m以下、幅1.4m以下と、3次にわたって規格の拡大が行われ、現在は4代目の規格になる。4代目の99年は拡大軽がその年の販売台数で、史上最高を記録した。検査(車検)なし、車庫証明なし、税金は安いと、多くの特恵を受けていた軽自動車も1972年に車検が実施され、車庫証明も91年から東京特別区、大阪市で適用開始、96年全国127市、99年人口20万人以上の33都市と20万人未満の県庁所在地5市を追加、2001年には人口10万人以上の市にも拡大された。軽自動車は、高年者と女性のユーザーが多く、とくに女性就労者の公共交通機関のない地域での交通手段として重宝されている。
参照 軽自動車税軽自動車と同じ種類の言葉
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