軍部の介入
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/24 21:52 UTC 版)
1941年(昭和16年)に太平洋戦争が勃発すると、当時の陸軍の施設や駐屯地などが林地区にもあったため、横須賀線横須賀駅から衣笠駅を経由して、林へと通じる何らかの交通手段を必要とした。このため、三浦半島西部線とともに計画段階で消滅した武山線を建設せよと、京浜電気鉄道(のちに東京急行電鉄へと継承された)に指示した。この武山線は完全に兵員輸送のための路線計画に変更されたため、明らかに採算が採れないことは当時から分かっていたが、軍部の指導とあっては京浜電気鉄道も飲まざるをえない状況であった。
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