軍旗・商船旗
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/28 17:13 UTC 版)
「ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国の国旗」の記事における「軍旗・商船旗」の解説
1918年4月20日に全ロシア中央執行が船舶旗として承認したものは、3段組の白文字で «Россійская Соціалистическая Федеративная Совѣтская Республика» と表示した赤旗であった。しかし、この旗は海上での使用に難があるとの理由で、翌5月24日に廃止された。 翌6月にチェホーニンがデザインした国旗は軍艦旗・商船旗としても採用されたが、これも海上では判別困難であるとしてほとんど使用されなかった。ソビエト憲法委員会第5回大会において、委員会は憲法草案に基づいて、国旗を規定する法に新たな章を付け加えた。7月10日の第5回全ロシア・ソビエト大会においては最初のロシア共和国憲法(ロシア語版)が採択されたが、その第90条は次のようなものであった。 ロシア社会主義連邦ソビエト共和国の商業・海運・軍旗は赤色(緋色)の布であり、左隅の旗竿側上部には金文字で «Р.С.Ф.С.Р.» もしくは «Россійская Соціалистическая Федеративная Совѣтская Республика» と表示する。 さらに、全ロシア中央執行幹部会が1920年9月29日に採択し、10月13日に公布されたロシア共和国憲法補則によれば、 軍旗は既存のまま(左上部に金文字で «Р.С.Ф.С.Р.» と表示した赤旗)とする 商船隊旗は、中央に白文字で大きく «Р.С.Ф.С.Р.» と表示した赤旗とする 海軍旗は、中心部に赤い星を、上部に白文字で «Р.С.Ф.С.Р.» と配した錨を表示した赤旗とする とされている。これらの旗の縦横比も1対2であった。 1920年代の商船旗と海軍旗
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