車いすラグビー世界選手権

ウィキペディア

車いすラグビー世界選手権

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/01/24 23:21 UTC 版)

車いすラグビー世界選手権（Wheelchair Rugby World Championship、略称WRWC）は、ワールドウィルチェアーラグビー（WWR）が主催し、パラリンピック中間年に開催される車いすラグビーの世界一決定戦。1995年に第1回大会が8か国で開催され、1998年第2回大会からは12か国が参加。日本代表は2002年第3回大会から出場し、2018年大会で優勝している^[1][2][3][4]。

歴代結果

年	開催国 (都市)		決勝				3位決定戦			出典
			金	スコア	銀		銅	スコア	4位
1995	スイス (ノットヴィル )		アメリカ	41–36	カナダ		ニュージーランド	41–28	イギリス	[5]
1998	カナダ (トロント)		アメリカ	31–28	ニュージーランド		カナダ	44–35	スウェーデン	[6]
2002	スウェーデン (ヨーテボリ)		カナダ	25–24	アメリカ		オーストラリア	45–38	ベルギー	[7]
2006	ニュージーランド (クライストチャーチ)		アメリカ	34–30	ニュージーランド		カナダ	23–19	イギリス	[8]
2010	カナダ (バンクーバー)		アメリカ	57–45	オーストラリア		日本	53–47	スウェーデン	[9][10]
2014	デンマーク (オデンセ)		オーストラリア	67-56	カナダ		アメリカ	62-56	日本	[11]
2018	オーストラリア (シドニー)		日本	62-61	オーストラリア		アメリカ	47-36	イギリス	[12][2][3][4]
2022	デンマーク（ヴァイレ）		オーストラリア	58–55	アメリカ		日本	61-57	デンマーク	[13][14][15]
2026				-				-

関連項目

• ワールドウィルチェアーラグビー（WWR）- 本大会の主催。
• 車いすラグビー日本代表
• 日本車いすラグビー連盟

参考文献

1. ^ “日本の車いすラグビーの歴史”. 日本車いすラグビー連盟. 2024年1月16日閲覧。
2. ^ ^{a b} worldrugby.org. “日本、車いすラグビー世界選手権で初優勝 | ワールドラグビー”. www.world.rugby. 2024年1月16日閲覧。
3. ^ ^{a b} “日本、歴史に一ページ刻む世界一｜GIO2018ウィルチェアーラグビー世界選手権(6日目)”. Glitters 障害者スポーツ専門ニュースメディア. 2024年1月16日閲覧。
4. ^ ^{a b} “ウィルチェアーラグビー日本が初の世界一 快挙支えた外国人ＨＣのマネジメント力”. スポーツナビ (2024年1月12日). 2024年1月16日閲覧。
5. ^ 1st Wheelchair Rugby World Championships (ISMWSF), Canadian Wheelchair Sports Association (CWSA)
6. ^ 1998 Wheelchair Rugby World Championships, Canadian Wheelchair Sports Association (CWSA), アーカイブ 2007年2月8日 - ウェイバックマシン
7. ^ 3rd IWRF Wheelchair Rugby World Championships, Canadian Wheelchair Sports Association (CWSA)
8. ^ 4th IWRF World Wheelchair Rugby Championships, Canadian Wheelchair Sports Association (CWSA)
9. ^ Results, Official site of the 2010 World Wheelchair Rugby Championships
10. ^ Australia lose World Championship final, Australian Paralympic Committee, September 27, 2010
11. ^ “Results”. 2014 IWRF World Championship Website. 2014年8月23日閲覧。
12. ^ “Results”. 2018 IWRF World Wheelchair Rugby Championships website. 2018年8月11日閲覧。
13. ^ “2022 Wheelchair Rugby World Championship” (デンマーク語). 2022wrwc.com (2022年10月16日). 2024年1月16日閲覧。
14. ^ “Tournify Live”. www.tournifyapp.com. 2024年1月16日閲覧。
15. ^ “車いすラグビー世界選手権 日本は「自分たちのラグビー」で銅メダル獲得 - ラグビーリパブリック” (2022年10月18日). 2024年1月16日閲覧。

ウィキペディア小見出し辞書

車いすラグビー世界選手権

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/05/04 00:07 UTC 版)

「車いすラグビー日本代表」の記事における「車いすラグビー世界選手権」の解説

日本が車いすラグビー世界選手権に初出場したのは2002年であり、12チーム中8位の成績となった。2006年のニュージーランド・クライストチャーチ大会は5位であった。2010年、カナダ・バンクーバー大会において日本代表は、過去最高の成績を残した。日本はプールステージを3勝2敗の2位で突破。準決勝ではアメリカ合衆国に敗れたものの、3位決定戦でスウェーデンに勝利し銅メダルを獲得した。2014年IWRF世界選手権、日本はプールステージを4勝1敗の2位で通過。しかしながら準決勝においてオーストラリアに敗れ、3位決定戦でもアメリカ合衆国に62-56で敗北し、4位となった。2018年IWRF世界選手権では初の決勝進出。決勝でオーストラリアに62-61で勝利し、世界選手権初優勝を果たした。