蹴合鶏とは? わかりやすく解説

蹴合鶏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/27 13:34 UTC 版)

蹴合鷄
監督 マキノ正博
脚本 山上伊太郎
製作総指揮 マキノ省三
出演者 南光明
撮影 松浦茂
製作会社 マキノ・プロダクション御室撮影所
配給 マキノ・プロダクション
公開 1928年6月29日
製作国 日本
言語 日本語
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蹴合鷄』(けいあいどり)は、1928年(昭和3年)製作・公開、マキノ正博監督による日本サイレント映画剣戟映画である。南光明マキノ・プロダクション入社第1回作品として製作された[1]

略歴・概要

日活大将軍撮影所が現代劇部を残して前年の1927年(昭和2年)4月に太秦撮影所に移転となり、大将軍撮影所は1928年(昭和3年)4月に閉鎖となった。時代劇・現代劇両方に主演していた南光明をマキノ・プロダクション御室撮影所に迎えることになり、その第1回作品として製作、銘打たれて公開された[1]。本作は、マキノの監督作『浪人街 第一話 美しき獲物』が1位を獲得した同年のキネマ旬報ベストテンで7位を獲得し、4位を獲得した『崇禅寺馬場』とともに、ベストテン10作品中3作品をマキノ正博監督作が占めた[2]

当時のチラシによれば、阪東三吉改め阪東三右衛門入社第1回作品『天明果報談』が近日公開である旨が併記されているが[1]、三右衛門は5月に入社しており[3]金森万象監督の『天明果報談』は『蹴合鶏』公開のちょうど1か月後に公開されている[4]。主演俳優の入社ラッシュであった。

スタッフ・作品データ

キャスト

  1. ^ a b c 蹴合鷄チラシimage.space.rakuten.co.jp, 2009年11月4日閲覧。
  2. ^ 第一章 破れかぶれの映画渡世、『マキノ雅弘 映画という祭り』、山根貞男新潮社、2008年、2009年11月4日閲覧。
  3. ^ 菅家紅葉氏談話立命館大学、2009年11月4日閲覧。
  4. ^ 阪東三右衛門日本映画データベース、2009年11月4日閲覧。

外部リンク

画像外部リンク
[1]
公開当時のチラシ




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