足柄峠ルート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 08:34 UTC 版)
足柄万葉公園 - 足柄峠 - 丸鉢山 - 金時山 足柄峠北の足柄万葉公園(あしがらまんようこうえん)から金時山の北尾根を登るルートである。足柄万葉公園から丸鉢山手前までは林道となっており、自家用車の場合、足柄峠から1.5kmほど先にある車止めゲートの手前まで入ることができる。丸鉢山までは非常に緩やかな道であるが、すぐに急な登りとなり、梯子、鎖場が断続するようになる。丸鉢山先から金時山にかけては、複数ある金時山の登山道の中で最も急勾配な区間であり、過去に滑落事故も発生している。: なお、この足柄峠から金時山へのルートは神奈川県道731号矢倉沢仙石原線に指定されており、ほとんどの区間が登山道となっている。金時山の山頂は神奈川県道の最高地点となっているが、当然ながら一般車両の通行は不可能である。 足柄峠は草地の広場といった風情あふれる場所。標高は759mで富士山の展望に優れている峠だが、奈良時代は箱根越えの要所であった。その後、明治初期まで箱根の裏街道として利用されていた。足柄峠から南に延びる広い林道を行く。軽いアップダウンが続くが、開放的で日当たりがよくのんびり歩ける。
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