越智光夫
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越智光夫(おち みつお、1952年8月6日-)は、日本の医学者・医学博士。第12代広島大学学長。専門は、整形外科、スポーツ医学、再生医療。長年、膝関節の前十字靭帯再建術など膝靱帯スポーツ外傷の治療法および膝関節軟骨の再生や修復に関する治療法の研究に取り組んできた。軟骨に損傷を受けた患者から軟骨を少量採取して培養軟骨をつくり、再び手術で欠損部へ戻す治療法(自家培養軟骨移植術)の確立・開発に成功し、2013年4月よりジャック®(製品名)として保険が適用されている。また、鉄の粒子を取り込ませた幹細胞を関節に注入し、体外から磁石で患部に集める方法で、損傷した膝の軟骨を修復する治療法の考案者としても知られる。2015年4月から現職。
- ^ 学長プロフィール・略歴 - 広島大学
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