越前岬灯台とは? わかりやすく解説

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越前岬灯台

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/17 17:56 UTC 版)

越前岬灯台
航路標識番号
[国際標識番号]
1069 [M7242][1]
位置 北緯35度58分55.4秒 東経135度57分36.2秒 / 北緯35.982056度 東経135.960056度 / 35.982056; 135.960056座標: 北緯35度58分55.4秒 東経135度57分36.2秒 / 北緯35.982056度 東経135.960056度 / 35.982056; 135.960056
所在地 福井県丹生郡越前町字血ケ平
塗色・構造 白色 塔形 コンクリート造[1]
レンズ LB-M30型灯器[1]
灯質 単閃白光 毎15秒に1閃光
実効光度 200,000[1] cd
光達距離 21海里(約38.8km)
塔高 16[1] m (地上 - 塔頂)
灯火標高 133[1] m (平均海面 - 灯火)
初点灯 1940年昭和15年)3月29日[1]
管轄 海上保安庁
第八管区海上保安本部
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越前岬灯台(えちぜんみさきとうだい)は、福井県丹生郡越前町にある越前岬の断崖上に立つ白亜塔形鉄筋コンクリート造の中型灯台

概要

かつて福井県内では最大の4等フレネルレンズ[2]が使用されていた灯台[3]である。灯台内部は特別な日を除いて一般公開[注釈 1]されていない。

歴史

  • 1940年昭和15年)3月29日 初点灯。
  • 1954年(昭和29年)3月 レンズ回転の動力を人力による分銅巻上げ方式から自動巻上げ方式に改良。
  • 1963年(昭和38年)3月 レンズ回転の方式を巻き上げ式から電動駆動方式に改良。
  • 1963年(昭和38年)5月1日 越前岬無線方位信号所設置。
  • 1973年(昭和48年)4月16日 越前岬航路標識事務所を廃止(灯台の無人化)。
  • 1997年平成9年)2月 光源を当初の白熱電球 (100V750W) からメタルハライドランプ (100V250W) に変更。
  • 2002年(平成14年)2月25日 気象観測所を新設。
  • 2008年(平成20年)11月21日 耐震対策のため、建替および機器換装(4等フレネルレンズからLB-M30型灯器に変更[4][5])。
  • 2016年(平成28年)9月30日 船舶気象通報(灯台放送)「えちぜん」局を廃止。[6][7]

付属施設

アクセス

周辺情報

脚注

注釈

  1. ^ 参観灯台 一般公開されている灯台一覧

出典

  1. ^ a b c d e f g 『灯台旅 -悠久と郷想のロマン-』(2023年11月18日、藤井和雄著、成山堂書店発行)76頁。
  2. ^ 越前岬水仙ランド 水仙の館で展示中”. (財)越前町公共施設管理公社. 2015年1月11日閲覧。
  3. ^ 灯台内部の紹介 敦賀海上保安部
  4. ^ 平成20年度実施する航路標識整備事業の概要 (PDF) 第八管区海上保安本部[リンク切れ]
  5. ^ 越前岬灯台の光達距離が変わりました 敦賀海上保安部
  6. ^ 海上保安庁が実施する情報提供業務の一部終了について (PDF) (2016年8月3日時点のアーカイブ) - 海上保安庁交通部 (2016年5月) ※茨城県水産試験場漁業無線局ホームページでの掲載(2016年7月12日閲覧)
  7. ^ 管内主要灯台「越前岬灯台」”. 敦賀海上保安部. 2018年4月7日閲覧。

関連項目

外部リンク




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